徳広 イーストファーメンテーションハニー

徳広 イーストファーメンテーションハニー

生豆生産国：中華人民共和国

生産地域：徳広（デーホン） 源一源（ユアン イー ユアン）農園

品種：カティモール 7963

精製方法：イーストファーメンテーションハニー

収穫地の標高：1400-1580m

焙煎度：ライトロースト

テイスト：フルーティー

フレーバー：ピーチ/凍頂ウーロン茶/ライチ/アップルパイ

おすすめの飲み方：ペーパードリップ/水出し・急冷式アイスコーヒー

⇒ドリップコーヒー/アイスコーヒーの淹れ方はこちら

イーストファーメンテーションハニープロセス

雲南省北部に位置する徳広（デーホン）の源一原（ユアン イー ユアン）農園からお届けするこちらの銘柄は、日本のMOUNTAIN MOVER社、徳広熱帯作物研究所と共同で研究開発を重ね、コーヒー専用の酵母を使用したハニープロセスを実現しました。この研究所は、毎年コーヒー品種の改良や苗の育成に取り組んでおり、コーヒープロセスの開発にも力を入れています。

ハニープロセスでは、まず完熟したコーヒーチェリーを収穫し、洗浄後にコーヒーパルプを除去します。通常、除去したパルプは肥料やカスカラティーとして利用されますが、今回の精製処理では、除去したパルプを回収し、ミュシレージのついたパーチメントコーヒーと共に水を入れたタンクに入れます。そこにコーヒー専用の酵母を加え、150時間発酵させた後、洗浄せずにそのまま乾燥段階に移行し、のちに出荷されます。

コーヒー豆を特定の香料や飲料に浸すインフューズドコーヒーとは異なり、あくまで精製処理によって風味を獲得したものになります。

カティモール7963

コーヒー豆の品種であるカティモール7963は、東ティモールで生まれたロブスタ種とアラビカ種の交配種であるティモールハイブリッドと、スペシャルティコーヒー豆定番のカトゥーラを掛け合わせた品種で、コーヒー特有のさび病に耐性を持ち、多くの雲南産コーヒーに使用されています。

ロブスタ種がベースのためコーヒー豆そのものの味の個性が強くなく、精製処理によって独自の味わいを生み出すことができ、生産者独自のフレーバーが数多く存在します。